こんにちは、管理人の『そら』です。
悲しいことがあったわけでもないのに、ふと涙が出そうになる。
通勤電車の中や、仕事から帰る途中。
夜、お風呂に入っているとき。
それまで普通に過ごしていたはずなのに、急に目の奥が熱くなって、自分でも戸惑ってしまう——。
そんな経験はありませんか?

昨日、帰り道に急に涙が出てきたんです。
悲しいことなんて、何もなかったのに……。
「私、おかしいのかな」って、不安になりました。

理由が分からない涙ほど、自分でも怖くなりますよね。
でも、涙が出たことだけで「自分はおかしい」と決めつけなくて大丈夫です🍀
今回は、理由もなく涙が出るときに考えられる背景と、今できる対処法についてお伝えします。
気づかないうちに、不調を後回しにしている人は少なくありません
株式会社ツムラが2021年1月に実施した「隠れ我慢に関する実態調査」では、全国の20〜50代女性10,000人のうち、79.2%が、不調を我慢して仕事や家事をすることが「頻繁にある」または「時々ある」と答えています。
また、詳細調査の回答者1,000人のうち、61.4%が、不調を我慢したことで体調を悪化させた経験があると回答しています。
不調があっても、それを後回しにしながら日常をこなしている人は少なくありません。
この調査は、理由のない涙そのものを調べたものではありません。
ただ、「我慢しているつもりはない」「いつも通り過ごしているだけ」と思っていても、実際には心や体の不調を後回しにしていることがあると分かります。

たしかに、思い当たることはあって……。
でも、我慢しているつもりはないんです。
普通に過ごしているだけなのに、どうして涙になるんでしょう?

「我慢しているつもりがない」からこそ、自分の疲れに気づきにくいこともあります。
ここからは、突然涙が出るときに考えられる背景を見ていきますね。
「理由がない」のではなく、まだ言葉になっていないこともあります
涙が出るのは、悲しいときだけではありません。
たとえば、朝の満員電車。
職場でのちょっとした気遣い。
まだ返せていないメッセージ。
一つひとつは、「それほど大変なことではない」と思うかもしれません。
でも、睡眠不足や緊張が続いている日に、こうした小さな負担がいくつも重なると、心や体が疲れてしまうことがあります。
仕事中は気を張っていても、家に帰った瞬間や、湯船に浸かった瞬間など、ふっと気がゆるんだタイミングで涙が出る人もいます。
「理由がない」のではなく、何に疲れているのかを考える余裕がないまま、毎日をこなしてきたのかもしれません。
理由もなく涙が出ることは、あなたの心が弱い証拠ではありません。
ただし、涙の原因は心の疲れだけとは限りません。
まずは「自分がおかしくなった」と決めつけず、「最近、少し無理が重なっていなかったかな」と、自分の状態を振り返ってみてくださいね。
涙が出そうな日の、心のいたわり方🍀
①涙を無理に止めようとしない
涙が出そうになると、「こんなことで泣いちゃダメ」と、反射的にこらえてしまいますよね。
でも、安全で落ち着ける場所にいるなら、無理に止めなくても大丈夫です。
泣いたあとに少し気持ちがゆるむ人もいます。
「理由を見つけなきゃ」と考えず、今日は出てくる涙に任せる時間があってもいいと思います。
②「涙が出た日」を一行だけメモする
少し落ち着いたら、スマホのメモに事実だけを残してみてください。
たとえば、
「7月20日、帰り道の電車で涙が出た」
これだけで十分です。
理由を分析したり、長い日記を書いたりする必要はありません。
余裕があれば、その日の睡眠時間や体調も一言だけ残しておくと、あとから振り返る材料になります。
「訳が分からなくて怖い」という状態から、「そういえば、あの日はほとんど眠れていなかったな」と気づけるだけでも、不安が少し軽くなることがあります。
③肩の力を一度だけ抜いてみる
涙が出そうなときは、肩や首に力が入っていることがあります。
肩を耳に近づけるように5秒ほどすくめてから、ストンと力を抜いてみてください。
そのまま、息をゆっくり吐きます。
何度も繰り返す必要はありません。
デスクや電車の中で、そっと一度やるだけでも大丈夫です。
痛みや違和感がある場合は、無理に行わないでくださいね。
④繰り返すときや、生活に影響があるときは相談する
涙が出る状態が何日も続く、または何度も繰り返す。
気分の落ち込みや不安が強い。
眠れない、食欲がない、仕事や家事が手につかない。
このような状態があるときは、一人で我慢を続けなくて大丈夫です。
涙が出る原因は、心の疲れだけとは限りません。
厚生労働省の「こころの耳」でも、涙が出る、眠れない、やる気が出ないなどの症状が続いたり、たびたび起きたりする場合は、医療機関に相談することが勧められています。
精神科や心療内科に行くことに抵抗がある場合は、かかりつけ医や内科で相談しても構いません。
受診すべきか迷うときは、地域の保健所、精神保健福祉センターなどの公的な相談窓口を利用する方法もあります。
もし「消えてしまいたい」「自分を傷つけたい」という気持ちがあるときは、一人にならず、身近な人や医療機関、公的な相談窓口に早めに連絡してください。

「泣いてもいい日」って考えたこと、なかったです。
今日はお風呂で、少しだけ涙に付き合ってあげようかな。

うん。今日は、無理に理由を探さなくてもいいと思います🌱
ただ、こういう日が続くときは、一人で抱え込まないでくださいね。
最後に
理由もなく涙が出ると、「何が原因なんだろう」と、すぐに答えを見つけたくなりますよね。
でも、今夜すべての理由を突き止めなくても大丈夫です。
水を一杯飲む。
明日の予定を一つ減らす。
いつもより少し早く横になる。
できそうなことを、一つだけ選んでみてください。
そして、涙が続いているときや、眠れない、食べられない、日常生活がつらいと感じるときは、我慢せず誰かに相談してくださいね。
「私もこんな日がある」と思ったら、うまく言葉にできないままでも大丈夫です。
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参考資料

