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こんにちは、管理人の『そら』です。
今回は、「今の会社を離れたい気持ちはある。でも、転職先のほうがもっと合わない職場だったらどうしようと思うと、怖くて動けない」というお悩みにお答えします。
求人を開いても、「残業が多かったらどうしよう」「人間関係が今より悪かったら?」「入社してから後悔したら、もう戻れない」と考えてしまう。今の職場にもつらさはあるのに、まだ見えない転職先への不安が大きくなり、そっと画面を閉じる——。
そんな経験に、心当たりはありませんか?

今の職場をずっと続けたいわけではないんです。でも、転職先のほうがもっと合わなかったらと思うと、動けなくて……。
「残っておけばよかった」と思うのが怖いです。

先のことが見えないまま、暮らしに関わる仕事を変えるのは怖いですよね🍀
慎重になるのは自然なことです。ただ、怖さだけを眺めていても、次の職場のことは見えてきません。
今日は、転職するかどうかを今すぐ決めるのではなく、決断の前に確かめておきたいことを整理します。
転職後の職場に「満足」は58.4%——数字は判断材料の一つです📊
株式会社マイナビの「転職動向調査2026年版(2025年実績)」(2025年12月調査)では、現在正社員として働く20〜50代の男女のうち、2025年に転職した1,446人に、現在の職場での満足度を尋ねています。
その結果、現職の総合的な満足度について、「とても満足」「満足」「やや満足」と回答した人は、合わせて58.4%でした。
一方、「やや不満」「不満」「とても不満」は合わせて20.6%、「どちらでもない」は21.0%です。
ただし、これは「転職そのものが成功だったか」「転職してよかったか」を直接尋ねた数字ではありません。転職後に働いている、現在の職場への満足度です。
この結果から分かるのは、転職後の職場に対する受け止めは、人によって異なるということ。あなた自身の転職がどうなるかを、この数字だけで予測できるわけではありません。
未来を完全に当てることはできなくても、仕事内容や働き方、評価制度などを事前に確かめ、合わない可能性を小さくすることはできます。
大切なのは、「絶対に失敗しない会社」を探すことではなく、「自分にとって確かめるべきこと」を知ることです。

やっぱり、転職後の職場に不満を感じる人もいるんですね……。
そう聞くと、余計に怖くなってしまいます。

不安になりますよね。でも、この20.6%だけを見て、「動かないほうが安全」とは言い切れません🌱
満足している人と不満を感じている人の両方がいるからこそ、勢いだけで決めず、分からないことを一つずつ確かめる必要があります。
転職するかどうかは、情報を集めてから決めても遅くありません。
「今より悪くなったら」が膨らむのには、理由があります
今の職場は分かっていても、次の職場はまだ見えないから
今の職場には不満があっても、仕事の進め方や人間関係、毎月の収入など、すでに分かっていることがたくさんあります。一方、転職先について最初に分かるのは、求人票や面接で伝えられる情報の一部だけです。
「分かっているつらさ」と「まだ分からない不安」を比べると、後者のほうが大きく感じられることがあります。
動けないのは意志が弱いからではなく、判断するための情報がまだ足りていないのかもしれません。
すべてが良くなる転職を求めてしまうから
給与も上がって、残業も減って、人間関係も良くなり、仕事内容にもやりがいを感じられる——。もちろん、そうなれば理想的です。
けれど、すべての条件が今より良い職場だけを探そうとすると、少しでも気になる点のある求人を選べなくなってしまいます。
まず必要なのは、「全部を良くすること」ではなく、今の自分がいちばん苦しんでいることを、次の職場では繰り返さないことです。
「応募する=入社を決める」と感じてしまうから
求人を見ること、会員登録をすること、応募すること、面接を受けること、内定を承諾することは、それぞれ別の段階です。
求人を調べたからといって、転職しなければならないわけではありません。面接で話を聞いたあと、内定を承諾する前に辞退することもできます。
話を聞いた結果、「今の会社に残る」と決めることも、情報を集めたうえでの選択です。
ミスマッチを減らすために、今日からできる4つのこと🍀
まず「いちばん確かめたいこと」を一つだけ書く
条件を一度に整理しようとすると、頭の中がいっぱいになってしまいます。最初は、一つだけで構いません。
今、スマホのメモを開いて、次の一文を書いてみてください。
次の職場で、いちばん確かめたいこと:
「残業時間」「人間関係」「仕事内容」「評価のされ方」「休日の取りやすさ」など、最初に浮かんだ言葉を一つ入れます。
10秒ほどでできるこのメモが、求人を見るときの最初の基準になります📝
もし、「そもそも自分に何ができるのか分からない」と感じているなら、こちらの記事も参考にしてみてください。

求人票・公的データ・体験談を分けて見る
一つの情報だけで、会社の全体像を判断するのは難しいものです。次の3つを、それぞれ役割の違う情報として重ねてみましょう。
求人票:仕事内容、雇用形態、給与、勤務地、勤務時間、休日など
企業の公式サイト・公的サイト:事業内容、制度、残業時間、有給休暇の取得実績など
転職体験談・選考体験談:転職理由、選考の流れ、面接で聞かれたこと、転職後に感じた変化など
厚生労働省の「職場情報総合サイト しょくばらぼ」では、企業の残業時間や有給休暇取得率などを検索・比較できます。
ただし、企業によって掲載されている項目や対象となる時期が異なります。数字を見るときは、いつの情報なのかも確認してください。
【外部リンク:厚生労働省「職場情報総合サイト しょくばらぼ」】
また、「職業情報提供サイト job tag」では、仕事内容や必要な知識・スキル、向いている人の特徴などを職業ごとに確認できます。
【外部リンク:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」】
そして、求人票や企業の公式情報だけでは見えにくい経験談を探したいときは、「ワンキャリア転職」も選択肢の一つです。
求人に加え、転職経験者による転職体験談や選考体験談を確認できます。また、独自のキャリアデータに基づいて市場価値やキャリアパスを示し、希望に応じて求人を紹介するキャリア面談も用意されています。
正社員として働いた経験があり、「次の会社のことを、応募前にもう少し知っておきたい」と感じている方へ。
無料の会員登録後に、詳しい転職体験談や選考内容を確認できます。転職を決めていない段階でも、まずは比較するための情報を集めるところから始められます。
ただし、体験談は、その人が働いた時期や部署での経験をもとにした一つの見方です。
投稿時期を確認し、一件だけで決めず、求人票、企業の公式情報、面接での説明と照らし合わせて使ってくださいね。
転職の口コミをどこまで信じればよいか迷う方は、悪い評判を「確認したいこと」へ変える読み方を、こちらの記事で詳しく紹介しています。

面接を「選ばれる場」だけでなく「確かめる場」にする
面接では、自分をよく見せることばかりに意識が向きやすいものです。でも、本来は企業と応募者がお互いを確かめる場でもあります。
たとえば、次のように具体的に尋ねると、入社後の働き方を想像しやすくなります。
- 配属予定の部署では、どのような一日の流れで仕事をしますか
- 通常期と繁忙期では、残業時間にどのくらい違いがありますか
- 入社後3か月から半年ほどで、どのような状態が期待されますか
- 中途入社した人への研修や、相談できる仕組みはありますか
- 評価では、どのような行動や成果が重視されますか
質問に対して具体的な説明があるか、自分が重視する条件とずれていないかをメモしておきましょう。
分からない点が残ったままなら、その場で急いで納得したことにしなくてもいいんです。
今の職場と転職先を、同じ項目で比べる
転職先だけを見ていると、良い点ばかりが目に入ったり、反対に悪い可能性ばかりが気になったりします。
そこで、今の職場と検討中の会社を、同じ項目で比べてみましょう。
仕事内容
働く時間と休日
給与と福利厚生
評価の基準
職場の雰囲気(面接や体験談で分かる範囲)
身につけられる経験
通勤や働く場所
分かる項目には「○・△・×」、まだ分からない項目には「?」を付けます。
「?」が多いことは、その会社が悪いという意味ではありません。
応募や入社を決める前に、追加で確かめたいことが見つかったということです。

今すぐ転職の答えを出すのではなくて、まず「分からないこと」を減らせばいいんですね。
「いちばん確かめたいこと」を一つ書くなら、私にもできそうです。

そうです😊
求人を一つ保存する。面接で聞きたいことを一つ書く。
今日は、そこまででも十分です。
情報を集めた結果、転職する道を選ぶかもしれませんし、今の職場に残るかもしれません。
どちらを選ぶにしても、「なんとなく」ではなく、今の自分が大事にしたいことを軸に考えやすくなります。
最後に
「転職して、今より悪くなったらどうしよう」と怖くなるのは、これ以上つらい思いをする可能性を、簡単には無視できないからだと思います。
転職には、実際に働き始めるまで分からないこともあります。だからこそ、完璧な答えを急いで出すのではなく、求人票、公的データ、体験談、面接での説明を重ねていきましょう。
今日、転職を決める必要はありません。
まずは「次の職場で、いちばん確かめたいこと」を一つ書く。今日は、そこで終えてもいいんです。
正社員として働いた経験があり、転職先を慎重に比べるための情報を増やしたい方は、ワンキャリア転職で求人や転職体験談を確認してみてください。
中の人の声を聞いて受かる転職を実現するなら「ワンキャリア転職」この記事を読んで感じたことや、まだうまく言葉にならない迷いがあれば、「お便りポスト」から送ってください。
転職に限らず、あなた自身の悩みや、身近な人が困っていることでも構いません。
いただいた声を、今後の記事で一緒に考えさせてください。
参考資料
- 株式会社マイナビ「転職動向調査2026年版(2025年実績)」(2025年12月調査)
- 厚生労働省「職場情報総合サイト しょくばらぼ」
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」

