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こんにちは、管理人の『そら』です。
今回は、「家事も育児も自分ばかりが背負っているように感じる」「手伝ってほしいのに、話し始めると責める言い方になりそう」というお悩みについてお答えします。
朝は子どもを起こし、食事を用意して、持ち物を確認する。帰宅後は夕食、お風呂、寝かしつけ。その合間にも、園や学校からのお便りを読み、足りない日用品に気づき、次の予定を考えている。
隣にパートナーがいるのに、「どうして私だけが、家族のことをずっと考えているんだろう」と、ひとりぼっちのように感じることはありませんか?

家事も育児も、気づけば私がやっています。
「もう少しやってほしい」と言いたいのに、口を開いたら「どうして何もしてくれないの?」と責めてしまいそうで……。

我慢してきた時間が長いほど、話そうとした瞬間に怒りが出てしまいますよね。
「私ばかり」の中には、作業の多さだけでなく、「気づく役まで私」という寂しさも混ざっているのかもしれません。
東京都の調査でも、家事・育児時間の男女差が見えています
東京都が2025年に実施した「令和7年度 男性の家事・育児実態調査」では、都内在住の男女5,000人から回答を集めています。このうち、未就学児を持つ子育て世代は男女4,000人です。
子育て世代が家事・育児・介護にかける1日の平均時間は、男性が3時間29分、女性が7時間48分。その差は4時間19分でした。前回調査より1時間7分縮まったものの、調査対象となった子育て世代には、今も大きな男女差が見られます。
家事・育児の分担について「とても満足している」「どちらかといえば満足している」と答えた女性は、前回の48.0%から60.1%へ増えました。改善している一方で、約4割はこの二つの「満足」の選択肢を選んでいません。男性の満足度との差も、依然として大きいと報告されています。
また、株式会社うるるが2025年に、全国の18歳未満の子どもを持つ20代〜50代の女性334人へ行った調査では、88%が「子育ての7割以上を自分が担っている」と感じていました。パートナーとの会話が1日30分未満の人も30%いました。
こちらは女性だけを対象としたインターネット調査です。夫婦を一組ずつ調べ、実際の分担割合を測った調査ではありません。それでも、回答した女性の多くが子育ての負担の偏りを感じていたことは読み取れます。
二つの調査だけで、それぞれの家庭の分担が公平かどうかを決めることはできません。ただ、「私ばかり」という感覚の背景には、目に見える作業と、「気づく・考える・覚えておく」負担の積み重なりがあります。自分の心の狭さだけで片づけなくていいのです。
家事や育児の不満が、伝わりにくくなる3つの理由
二人が数えている「家事」の範囲が違う
料理や洗濯、掃除のように手を動かす家事は、目に見えやすいものです。一方、献立を考える、洗剤の残量を確認する、予防接種の日程を調べる、子どもの持ち物を覚えておくといった「考える家事」は、外から見えにくくなります。
パートナーが一部の作業をしていても、その前後の準備や判断まで一人が担っていれば、負担感はなかなか軽くなりません。「やった」「やっていない」と言い合う前に、そもそも仕事として数えている範囲が違う場合もあります。
感謝したつもりでも、相手には届いていない
東京都の同調査では、配偶者へ感謝を伝える頻度について、男女とも「毎日」が最も多い回答でした。しかし、配偶者から感謝された頻度を尋ねると、男性は「毎日」が最も多かった一方、女性は「いつ伝えられたか分からない」が最も多い回答でした。
感謝の言葉だけで、負担の偏りが解消するわけではありません。それでも、「自分がしていることに気づいてもらえていない」と感じる日が続けば、同じ作業でも孤独や不満は強くなります。
二人とも疲れ切ったあとにしか、話す時間がない
うるるの調査では、パートナーとの会話が少なくなる理由として、「仕事や家事で忙しく、時間がない」が64%、「疲れていて話す余裕がない」が43%でした。
子どもが泣いているときや、寝かしつけの直後、明日の準備に追われている最中は、お互いに話を受け止める余裕がありません。本当は「一緒に考えてほしい」と言いたかったのに、「いつも何もしないよね」と口から出てしまうこともあります。

「察してほしい」と思いながら我慢して、限界になると一気に怒ってしまいます。
あとから言いすぎたと後悔するのに、また同じことを繰り返していて……。

何度も飲み込んだ気持ちは、限界に来たとき、まとめてあふれます。
怒らない人になろうとしなくて大丈夫です。
怒りが爆発する前に、一つだけ相談できる形を作ってみましょう🍀
不満をため込まない、4つの伝え方
「10分だけ」と時間を決めてから話す
相手がスマホを見ているときや、家事の最中に「ちょっと話がある」と切り出すと、身構えられたり、後回しにされたりしがちです。
まずは、「今日、子どもが寝たあとに10分だけ、家事のことを相談したい」と、時間とテーマを先に伝えてみましょう。10分で全部を解決する必要はありません。その日に相談することを一つ選ぶだけでも、話し合いの入口になります。
自分の状態から話し、具体的なお願いにつなげる
「いつも」「全然」「普通は」といった言葉が続くと、相手は責められたと感じ、お願いの中身より反論に意識が向きやすくなります。
伝える順番は、「具体的な事実」「今の自分の状態」「お願いしたいこと」です。
事実 → 自分の状態 → 具体的なお願い
「今週は、私が5日間寝かしつけをしていて、夜に休む時間が取れず疲れている。来週は火曜と木曜の寝かしつけをお願いできる?」
話す前の小さな準備として、スマホのメモに次の一文だけ書いてみましょう。
私は今、〇〇がいちばんつらい。まず△△を一緒に決めたい。
空欄を埋めると、「分かってほしい」という大きな気持ちを、一つの相談へ変えやすくなります。
お願いは、担当してほしい範囲まで伝える
「もう少し手伝ってほしい」だけでは、何をどこまで行うのか、二人の認識がずれることがあります。
たとえば、「お風呂をお願い」では、お風呂に入れるところまでなのか、着替えや保湿、浴室の片づけまで含むのかが分かりません。「火曜と木曜は、着替えの準備から入浴後の保湿までお願いしたい」と、任せたい範囲を具体的に伝えてみましょう。
ここで気をつけたいのは、家事をすべて洗い出し、割り振り、やり方まで説明する役を、また一人で抱え込まないことです。
「何を頼めばいいか考えることにも疲れている。担当する範囲は一緒に決めたい」と伝えて構いません。
最初から家事や育児のすべてを分け直す必要はありません。今いちばん負担になっている一つを選び、準備から後片づけまで任せられる形を相談してみてください。
まず1週間試し、二人で見直す
仕事の時間や子どもの体調は、週によって変わります。最初から「今後はずっと、この分担にする」と決めようとすると、お互いに構えてしまいます。
「まず1週間、この分け方を試して、日曜に5分だけ見直したい」と提案してみましょう。うまくいかなかったときは、「時間帯を変える」「担当を入れ替える」「家事の合格点を下げる」など、次の方法を二人で考えます。
何もかも半分ずつにすれば解決するとは限りません。目指したいのは、二人の生活に合い、どちらか一人だけが我慢を重ねずに続けられる分担です。

全部の不満を一度に言わなきゃと思っていました。
でも、「火曜と木曜の寝かしつけ」だけなら、私も切り出せそうです。
ちゃんと伝わるか不安だけど、まず一度話してみます。

最初は不安ですよね。
でも、曜日とお願いしたいことが決まっていれば、話がそれにくくなります。
まず1週間だけ試して、無理なところはあとで直していきましょう😊
夏休みに子どもと過ごす時間が増え、一人で休む時間を取りにくいときは、短い休息を予定に入れる方法も紹介しています。
伝え方を工夫しても、相手が向き合わないことはあります
具体的に伝えても、笑って流される。引き受けたはずの家事を何度も放置される。話し合おうとすると、逆にあなたが責められる。
そんな状態が続いているなら、「私がもっとうまく言えば」と、自分の伝え方だけを責めないでください。
言葉を整える努力と、相手に分担へ向き合う意思があるかどうかは別の問題です。話し合うための段取りまで、あなた一人の担当にする必要はありません。
また、相手から強く威圧される、怒鳴られる、物を壊されるなど、話し合うこと自体に恐怖を感じる場合は、二人きりで解決しようとしないでください。まず自分と子どもの安全を優先し、信頼できる人や、内閣府が案内するDV相談窓口などの公的な相談先を頼ってください。
二人だけでは、同じ言い合いになってしまうときは
落ち着いて話そうとしても、過去の不満まであふれてしまう。相手に伝える前に、自分が何に傷つき、何を望んでいるのか整理したい。
そんなときは、家族や友人とは別の第三者へ話してみる方法もあります。
オンライン心理カウンセリングの「Kimochi」には、国家資格である公認心理師のみが登録しています。
まず一人で利用し、今のつらさや相手へ伝えたいことを整理できます。二人とも落ち着いて話せる状態なら、パートナーと一緒に受けるペアカウンセリングも選べます。カウンセラーは夫婦のどちらが正しいかを判定する人ではありませんが、二人の対話を進める手助けをしてくれます。
ただし、相手への恐怖や安全上の不安があるときは、ペアカウンセリングを無理に選ばず、公的な相談先を優先してください。
Kimochiの個別カウンセリングは月額制で、一部プランには最低登録期間があります。解約手続きをしない限り自動更新されます。ペアカウンセリングは個別カウンセリングと料金体系が異なります。
料金、初月キャンペーン、利用回数、最低登録期間、更新・解約条件は変更される場合があります。申し込む前に、広告リンク先の申込画面で最新情報を確認してください。
なお、Kimochiは医療機関ではなく、診断・投薬・治療は行いません。通院中の方や、緊急性の高い悩みを抱えている方は、利用条件を確認したうえで、主治医や適切な専門機関へ相談してください。
「相談したいけれど、何を話せばよいか分からない」と迷う方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

最後に
「私ばかり」の苦しさには、家事や育児の量に加えて、次に何が必要かを考え、忘れないようにし、家族が困る前に動き続ける疲れがあります。
不満が出てきたのは、今の分担では続けにくいと、心が気づいたからかもしれません。
一度の話し合いですべてを分かり合えなくても構いません。今いちばんつらいことを一つ選び、具体的な相談へ変えるところから始めてみてください。
目指すのは、あなたが家事も予定も「相手を動かす役」も抱え込まずにすむ形です。
二人の生活に合う分担を、少しずつ作り直していきましょう🌱
パートナーへ伝える前に気持ちを整理したい、同じ行き詰まりを継続的に相談したいと思ったときは、専門家へ話す選択肢もあります。
オンラインカウンセリング「Kimochi」この記事を読んで感じたことや、「わが家ではこんなことで困っている」という気持ちがあれば、ページ下の「お便りポスト」から聞かせてください。
きれいにまとめなくても大丈夫です。あなたが抱えてきた気持ちを、そらが大切に受け取ります📮
参考資料
東京都「パパ・ママの家事・育児実態について5,000名に聞きました 『男性の家事・育児実態調査2025』を発表」
東京都「【男性の家事・育児実態調査2025】第1回 家事・育児の男女差や分担満足度に変化 『感謝される頻度』に男女でギャップ」
株式会社うるる「家庭内における夫婦・パートナー間のコミュニケーションに関する実態調査」
出典URL【 https://www.uluru.biz/news/15508 】

