夏休み、子どもとずっと一緒で疲れたら——一人の時間のつくり方

夏の光が入る静かなリビング お悩みへのお返事

こんにちは、管理人の『そら』です。

今回は、「子どもの夏休みが始まってから、一人になる時間がほとんどない」「子どもは大切なのに、ずっと話しかけられると疲れてしまう」というお悩みについてお答えします。

朝・昼・晩の食事を考え、宿題や持ち物を気にかけ、「見て」「聞いて」に何度も応える。家にいても気持ちが休まらず、夕方には些細なことでイライラしてしまうことはありませんか?

子どもと過ごせるのはうれしいはずなのに、「少しでいいから一人にして」と思ってしまいます。
そんな自分に罪悪感もあって……。

そら
そら

子どもを大切に思う気持ちと、静かに休みたい気持ちが同時にあっても、不思議ではありません。
何度も用事を中断される日が続けば、短い一人の時間がほしくなることもありますよ。

夏休みに子どもとずっと一緒で疲れたときは、休む時間を先に決める

先に結論をお伝えすると、長い自由時間が取れない日でも、「何時から・何分・誰が子どもを見るか」を具体的に決めると、短い休息を予定に入れやすくなります。

「家事が終わったら休もう」「子どもが静かになったら休もう」と考えていると、次の用事が始まり、気づけば夕方になりがちです。

最初から半日を空ける必要はありません。まず、10分ほど確保できそうな時間帯を探します。

頼れる大人が近くにいない家庭では、子どもの年齢に合わせて、同じ部屋で静かに過ごす時間を設ける方法もあります。自治体の一時預かりやファミリー・サポート・センターなど、地域の支援を調べておくのも一つです。

今日の10秒メモ

「今日、〇時から〇分間、〇〇で休む」

まずは空欄を埋めてください。実現しにくければ、10分を3分へ短くします。

夏休みに一人の時間がなくなりやすい理由

夏休みに増えるのは、子どもと同じ場所にいる時間だけではありません。昼食やおやつの準備、飲み物の補充、宿題の声かけ、きょうだいげんかの仲裁、外出先の検討など、細かな判断も増えていきます。

さらに、座った直後に呼ばれたり、スマートフォンを開いた瞬間に質問されたりする小さな中断が重なると、体は座っていても、休んだ気がしないままになりがちです。

「せっかくの夏休みだから、何か楽しいことをしなければ」と予定を増やしている人もいるかもしれません。ただ、毎日を特別な日にしようとすると、準備する人の負担も増えていきます。

予定を入れず、家でいつも通りに過ごす日をつくる選択肢もあります。

夏休みに一人の時間をつくるための工夫

まずは10分の休みを予定に書く

最初に、「時間ができたら」ではなく、今日のどこで休むかを決めます。予定表やスマートフォンのメモに、開始時刻と長さを書きます。

たとえば、「昼食の片づけ後、13時30分から10分」「子どもが寝たあと、21時から15分」のようにします。

時刻どおりに進みにくい家庭なら、「昼食の食器をシンクに置いたら3分座る」のように、行動を合図にする方法もあります。

休む時間に洗濯物をたたんだり、連絡を返したりすると、用事の時間へ戻ってしまいます。何もしない、飲み物をゆっくり飲む、窓の外を見るなど、その数分に何をするかも一つ決めておきましょう。

10分で疲れがすべて取れるとは限りません。それでも、用事をしない時間として区切ることで、一日の中に休憩を置きやすくなります。

家族には、時間と役割をセットで頼む

パートナーや同居家族に「少し休みたい」とだけ伝えると、いつから何を任せたいのかが分からず、話が流れてしまうことがあります。

頼むときは、開始時刻・長さ・子どもを見てほしい場所を一緒に伝えます。

「今日の15時から20分だけ、リビングで子どもを見てもらえる? 私は寝室で休みたい。急ぎじゃない用事は、15時20分までお願いできると助かる」

相手にも休む時間が必要なら、「私が休んだあと、16時からあなたも20分休もう」と、交代する形を提案できます。

毎日同じ分け方が難しい家庭では、「土曜の午前中だけ」「今日は夕食前の15分だけ」と区切って相談する方法もあります。

短い休息を頼んでも家事や育児の負担が一人へ戻ってくる場合は、分担そのものを見直す必要があるかもしれません。具体的な伝え方は、こちらの記事で紹介しています。

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個室がない日は、同じ部屋で「静かな時間」をつくる

家に別の大人がいないと、子どもと完全に離れるのが難しい日もあります。その場合は、子どもの年齢や理解に合わせて、同じ部屋でそれぞれ静かに過ごす時間を設けます。

タイマーを3分や5分に設定し、子どもは絵本、ぬり絵、ブロックなど、家にある静かな遊びを一つ選びます。

大人は見守れる場所に座り、「困ったときは呼んでね。見てほしいものは、タイマーが鳴ったら教えて」と先に伝えます。

小さい子どもや、待つことがまだ難しい子どもには、この方法が合わない場合もあります。その日は、子どもが安全に遊んでいる数分に、食器を片づけず座るだけでもよいでしょう。

家庭で決めている範囲内でテレビや動画を使い、その間を休息に充てる方法もあります。

一人の部屋へ移動できなくても、「今は休む時間」と区切ることで、短い時間を休憩として意識しやすくなることがあります。

子どもから目を離せない年齢なら、離れた部屋へ行かず、安全を見守れる位置で行ってください。

家族に頼れないときは、地域の預かり支援を調べる

家族へ任せるのが難しく、夏休み中ずっと一人で子どもを見ている家庭もあります。その場合は、家庭の中だけで時間を捻出し続けず、地域で利用できる支援を調べておく方法があります。

こども家庭庁は、地域の子育て支援として「一時預かり」と「ファミリー・サポート・センター」を案内しています。

一時預かりは、急な用事や短期のパートタイム就労に加え、保護者がリフレッシュしたいときの利用も想定されています。

ファミリー・サポート・センターは、乳幼児や小学生などの預かりを希望する人と、援助を行いたい人の間を連絡・調整する仕組みです。

利用できる子どもの年齢、日時、料金、利用理由、事前登録の方法は、自治体や実施先によって異なります。小学生の利用を考えている場合は、一時預かりの対象に含まれるかも確認してください。

まずは「市区町村名 一時預かり」「市区町村名 ファミリー・サポート」と検索し、自治体の公式ページで利用条件を確認します。

事前登録や予約が必要な場合もあります。すぐ利用する予定がなくても、利用できそうな支援を一つ控えておくと、必要になったときに相談しやすくなります。

こども家庭庁「よくわかる『子ども・子育て支援新制度』」

こども家庭庁「ファミリー・サポート・センター」

預けてまで休むのは、大げさな気がしていました。
でも、夏休みを一人で乗り切れるか不安です。

そら
そら

一時預かりは、保護者がリフレッシュしたいときの利用も案内されています。
実施状況は地域によって違うので、まずは利用条件だけ確認しておくのも一つです。

10分さえつくれない日は、やることを一つ減らす

食事を用意し、宿題を見て、部屋を片づけ、子どもを楽しませる。そのすべてを毎日同じ水準で続けようとすると、休みを入れる場所がなくなります。

一人の時間を確保できない日は、「今日しなくても困らないこと」を一つ探します。

昼食を簡単なものにする、洗濯物をたたむのは明日にする、外出の予定を家で過ごす日に変えるなど、家庭の事情に合わせて選びます。

休む時間が取れない日は、休みを削る前に、今日の用事を一つ減らせないか確かめる。

すぐに決められないときは、今から10秒だけ使い、今日の予定の中で「明日でもよいもの」に印をつけます。

何も減らせない状態が続いているなら、家族との分担や地域の支援を含め、一人で担っている範囲を見直す時期かもしれません。

「少し休みたい」とだけ言うより、20分と決めたほうが話しやすそうです。
言い出しにくさはあるけれど、今日のうちに相談してみようと思います。

そら
そら

まずは一回分だけなら、家族も予定を考えやすくなります。
難しい日は、同じ部屋での静かな時間や地域の支援も候補にできますよ。

最後に

夏休みは、子どもと過ごす時間だけでなく、食事、声かけ、予定の調整など、途切れにくい役割が増える時期です。一人で静かに過ごしたいと思うことまで、責める必要はありません。

まずは今日、「何時から・何分・どこで休むか」を一行だけ書いてみてください。

家族に任せられるなら時間と役割を伝え、難しければ同じ部屋での静かな時間や、地域の預かり支援を候補にします。

まとまった自由時間をすぐにつくれなくても、数分から始められる方法はあります。家族の状況と子どもの年齢に合いそうなものを、一つ選んでください🍀

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参考資料


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