「気にしすぎだよ」と言われるたびに、自分を責めていませんか?——繊細さん(HSP)が心をすり減らさないために

ベンチに座って海を眺めている人 お悩みへのお返事

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています

こんにちは、管理人の『そら』です。

今回は、「人と同じことをしているだけなのに、なぜか人一倍疲れてしまう」「まわりの機嫌や小さな音が気になって、心が休まらない」という、”繊細さ”との付き合い方についてお答えします。

にぎやかな場所に行くとどっと疲れる。誰かが怒られていると、自分のことのように胸が痛くなる。「気にしすぎだよ」と笑われて、そのひと言がまた、ずっと心に残ってしまう——。

そんな「人より敏感すぎる気がする感覚」、心当たりはありませんか?

同僚は平気そうなのに、私だけ職場の空気や物音で疲れ切ってしまうんです。
「気にしすぎ」「メンタル弱いね」って言われるたびに、やっぱり私が弱いのかな……って落ち込みます。

そら
そら

そのおつらさ、よく分かります🍀
でもそれは、あなたが弱いからではないかもしれません。
「感じ取る力が人より強い」という、生まれ持った気質の可能性があるんです。
まずはそこから、一緒に見ていきましょう🌱

その敏感さ、あなただけではありません📊

「繊細さん」という言葉で知られるようになった HSP(Highly Sensitive Person)。アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が提唱した概念で、博士の研究によると、人口の約15〜20%——つまりおよそ5人に1人が、この「生まれつき感受性が高い気質」に当てはまるとされています。

5人に1人。クラスにも、職場にも、必ず数人はいる計算です。 決して「あなたひとりだけがおかしい」わけではないんですね。

また、株式会社NEXERと株式会社MySaunaが2024年に共同で実施したアンケートでは、日々の生活でメンタルの不調を感じている人は53.5%と、半数以上にのぼりました。

つまりいまの世の中は、すれ違う人の2人に1人が、何かしらの心の疲れを抱えている時代だということ。 そんなピリピリした空気のなかで、感じ取るアンテナが人一倍敏感なあなたが、周りのストレスまで無意識に受け取って疲れてしまうのは、むしろ自然な反応なんです。 あなたの疲れには、ちゃんと理由があるんですね。

5人に1人と聞いて、少しホッとしました。
でも……この敏感さって、治せるものなんでしょうか?
このまま一生、疲れやすいままなのかなって不安です。

そら
そら

大切なポイントですね😊
実はHSPは病気ではないので、「治す」ものではないんです。
生まれ持った気質——いわば「心のつくり」なので、なくすのではなく、”付き合い方”を知ることがいちばんの近道なんですよ🍀

「繊細さ」は、弱さではありません

HSPは、正式な病名や診断名ではなく、生まれ持った気質を表す言葉です。アーロン博士は、HSPには次のような特徴があるとしています。

  • 深く考える……物事をじっくり処理するため、決断や切り替えに時間がかかる
  • 刺激に敏感……音・光・におい・人混みなどの刺激で疲れやすい
  • 共感力が高い……人の感情に引っ張られやすく、怒られている人を見るだけでつらい
  • 細かいことによく気づく……小さな変化や、場の空気の変化を察知しやすい

こうして並べてみると、気づくことがあります。
これらはすべて、「感じ取る力が人より強い」というだけのこと。

たとえるなら、心のアンテナの感度が、生まれつき高いんです。 アンテナの感度が高いから、人の痛みにいち早く気づけるし、小さな美しさに深く感動もできる。その同じアンテナが、雑音まで拾ってしまうから疲れる——それだけのことなんですね。

「気にしすぎ」なのではなく、「気づいてしまう」。 この違いを知るだけでも、自分を責める気持ちは、少しやわらぐはずです。

「気づいてしまう」……たしかに、気にしたくて気にしてるわけじゃないんですよね。
でも、実際に毎日疲れちゃうのは変わらなくて。どうしたらいいんでしょうか?

そら
そら

そうですよね。気質だと分かっても、日々の疲れは待ってくれませんもんね。
ここからは、感度の高いアンテナを持ったまま、心をすり減らさずに過ごす工夫を、一緒に見ていきましょう🌱

今日からできる、心を守る過ごし方🍀

①「刺激オフ」の時間を、1日10秒からつくる
アンテナの感度は変えられなくても、入ってくる刺激の量は減らせます。 おすすめは、布団の中やお手洗いなど、ひとりになれる場所で、目を閉じて10秒だけ深く呼吸すること。 視覚からの情報は、刺激の大部分を占めると言われています。目を閉じるだけで、心のアンテナは少し休めるんです。今夜、布団に入ったらぜひ試してみてくださいね。

②「離れていい」と、自分に許可を出す
ざわざわした場所、機嫌の悪い人のそば——つらい場面から少し離れることは、逃げではなく「音量調節」です。 会議のあとに5分だけ席を外す、休憩は静かな場所でとる。そんな小さな距離の取り方が、繊細さんの心を守ってくれます。

③「気づいたこと」を、全部引き受けない
繊細さんは、誰かの不機嫌や場の重い空気にいち早く気づきます。でも、気づくことと、あなたが解決することは、別のこと。
「気づいたけど、これは私の課題じゃない」と心の中でつぶやくだけでも、抱え込む荷物はぐっと減りますよ。

④ひとりで抱えず、「話せる場所」をお守りに持つ
繊細さんには、もうひとつのジレンマがあります。 相手の負担や表情を敏感に察してしまうからこそ、大切な人にほど、「こんな話をしたら重いかな」と、本当の悩みを話せない。
勇気を出して話しても、「気にしすぎだよ」のひと言で終わってしまうことも少なくありません。

だからこそ、相手の顔色や負担を一切気にしなくていい、利害関係のない相談先をひとつ持っておくことが、繊細さんの心のお守りになります。

そうした選択肢のひとつとして、24時間365日、いつでも匿名で相談できるオンラインカウンセリング 「エキサイトお悩み相談室」 のようなサービスもあります🌱

2006年にスタートした老舗のサービスで、相談件数は累計30万件以上(2023年8月時点)。「聞いてくれる相手」が話を聴くプロなら、あなたが相手の疲れを心配する必要はありません。予約不要なので、眠れない夜中でも、スマホひとつで話を聴いてもらえます。料金が分単位制で、「まずは短い時間だけ」と自分のペースで小さく試しやすいのも、繊細さんにはうれしいポイントです。

心の重荷をしっかり降ろしたいときはこうした専門家の場所へ。記事の感想やちょっとしたお悩みは、この記事の最後にある「お便りポスト」へ。どちらも、あなたの味方です。

いますぐ使わなくても大丈夫。「限界になる前に、頼れる場所がある」と知っておくだけで、心は少し軽くなるものです。

なお、眠れない日が何週間も続く、日常生活に支障が出ている——そんなときは、我慢を続けずに、早めに医療機関や専門家を頼ってくださいね。それも立派なセルフケアのひとつです。

「気づくことと、解決することは別」って言葉、すごく響きました。
アンテナの感度はそのままでいいんだって思えたら、なんだか少し、肩の力が抜けた気がします。

そら
そら

その感覚を、大事にしてくださいね🌱
あなたの繊細さは、直すべき欠点ではなく、人の痛みに気づける、やさしい才能でもあるんです。
今日はまず、布団の中で目を閉じて10秒。そこから始めてみてくださいね😊

最後に

人より疲れやすいのは、あなたが弱いからでも、努力が足りないからでもありません。 心のアンテナの感度が高い——ただ、それだけのこと。

「気にしすぎだよ」という言葉に傷ついてきたあなたは、それだけ多くのことを感じ取り、周りを思いやりながら生きてきた証です。

今日、すべてを変えなくて大丈夫。 目を閉じて10秒休む、つらい場所から少し離れる、気づいても引き受けない——そんな小さな一歩から、あなたの毎日が少しずつ、過ごしやすくなっていきますように🌙

あなたは、もう十分にがんばっています🌱

「もっと深く知りたい方はこちらの記事で本も紹介しています」


もし、この記事があなたの心に何かを届けたとしたら嬉しいです。
あなた自身の悩みや、周りの方が困っていることがあれば、いつでも「お便りポスト」からお送りください。
あなたのお悩みを、一緒に考えさせていただきたいです。


参考資料

  • エレイン・N・アーロン博士によるHSP(Highly Sensitive Person)研究
  • 株式会社NEXER・株式会社MySauna共同調査『メンタルヘルスの不調に関するアンケート』(2024年)

匿名で送れる『お便りポスト』は、このすぐ下にあります ↓

【お便りを送る前にお読みください🍀】

このフォームは、悩みや気持ちをお寄せいただくためのもので、個別相談・カウンセリング・緊急対応を行う窓口ではありません。管理人がすぐに内容を確認できるとは限らず、すべてのお便りへの回答や個別の返信もお約束していません。

届いたお便りは、個人が特定されないよう配慮したうえで、当ブログの記事として回答・公開させていただくことがあります。

命の危険がある場合や、今すぐ自分または周囲の人を傷つけてしまうおそれがある場合は、このフォームへの送信を待たず、119(救急)または110(警察)へ連絡してください。

つらさが強く、すぐに誰かと話したい場合は、厚生労働省「まもろうよ こころ」に掲載されている電話・SNSの相談窓口をご利用ください。

※ 送信ボタンを押すと、上記の内容に同意したものとなります。

    お悩みへのお返事
    そらをフォローする
    タイトルとURLをコピーしました